Java 6 Update 10 Kernel Online版インストーラ

JavaJRE 6の方にだけ、Kernel Online版インストーラというものが用意されています。
Java SE - Downloads | Oracle Technology Network | OracleJava Runtime Environment (JRE) 6 Update 10 を選び、環境を選んだあと、ダウンロードできるインストーラが出てきますが、少なくともWindows版だと、以下のようなインストーラが候補に出てきます。

Windows Online Kernel Installation 0.20 MB
jre-6u10-windows-i586-p-iftw-k.exe

インストーラは204.9KBしかありません。とは言うものの、以前のオンライン版インストーラも500KB程度なので、あまり違いが見出せないかもしれません。

で、インストーラを起動すると、早速ネットに接続し、インストール…
完了と同時にJavaFX関係のモジュールも何故か一緒にインストールされる。う、うん。抱き合わせですかね?


インストール直後のjre6フォルダは103MB。えーと、オフライン版のインストーラでインストールした場合だと86MB位だった気がするんですけど?
肝心のrt.jarのサイズは7.7MBしかありませんでした。これはかなり小さい。元々のrt.jarは40MB強あったので、rt.jarのロード時間は多少短くできそうです。

で、早速java.exe -version と打ってみると、初回だけ、いきなりネットに繋がりました。何と言う…。まぁその後は大丈夫でしたけど。

あとはNumbus LAFを見てみたり、アプレットを動かしてみたりして、一通り問題なく動くことを確認したのち、またjre6フォルダのサイズを見ると…、

「86.78MB」

ちょw インストール直後よりもサイズが小さいやんww
更にはrt.jarが41.7MBとかwwwwww

個人的には、rt.jarの差し替えはないわー派なんですけど、この挙動は何なんだろう。ちょっと納得いかない挙動でした。



ちなみに、認証付きプロキシ環境下でOnline Kernel版をインストールすることはもちろん可能ですが、初回のみ出るネット接続のダイアログが気になるかもしれませんので、そのような環境の場合は従来どおりのフルセットのオフライン版インストーラを使うのが妥当かと思います。