忘れぬうちに。

ここ数日間、悲しくて何度か泣いた。
もともと泣き虫な人なだけに、悲しいことがあると涙が流れる。
この涙の意味は、もう分かっていたし、覚悟しているつもりだった。


…。


実際にそのときが来ると、ダメだ。ゆるんでいたどこかのネジが飛んでしまったように…泣き崩れた。届いた全身鏡にアクリル板を付けながら泣いた。洗濯物を干しながら泣いた。音楽を聴いては泣いた。思い出しては泣いた。

さすがに泣き疲れたので、今は缶コーヒーを飲みながら日記を書いている。今朝は胃もたれが激しくて午前休をもらい、仕事中もあまりコーヒーを飲まないようにしていたんだが…。
でも今は飲まなきゃ。飲まなきゃどうにかなってしまいそうだ。

缶コーヒーってやつはどうしてこんなに甘いんだろう。普段なら許されない、外道だとか思いながらほとんど手を出さない缶コーヒーだが、今日に限っては、この甘さに救われている気がする。気持ち的にも、胃的にも。


kanapiが結核発病するのも分かる気がした、そんな一日。