靴下に対する積年の(?)疑問、および「男の服装術」の回答について

固いタイトルだなぁ(´-`)…

スーツスタイルをこよなく愛する俺ですが、スーツやシャツ、ネクタイ、靴にこだわりを持つに連れ、どうしても分からない疑問がひとつ出てきていた。

「何故日本には上等な靴下が存在しないのか?」

少なくとも、百貨店には上等な靴下なぞ売っていない。ブランド色を全面に出した、ロゴ付きの、スネを隠しきれない短い靴下ばかりではないか。履き心地も非常によくない。しっかりとした伸縮性がないのである。
否、SHAPERS for MENは1足だけ持っているが、現時点で俺が持つ靴下の中で最上級の靴下、いや、ホーズである。膝下までを覆い、靴とスーツの裾の間に肌色のものを見せることがない。それだけではなく、SHAPERS for MENは足の箇所によって締め付ける圧力を変えることで、足を疲れにくくする仕組みが入っている。非常にいいホーズだと思った次第。
http://www.fukuske.com/brand/shapers/index.html


…と、SHAPER for MENの宣伝はこれくらいにして本題の疑問に対する回答をずっと探し回っていたのだが、[新版]男の服装術 という本にその答えが書かれていた。
日本では、「靴下=靴の下着」という文化が定着しており、靴を履くために必要なものという認識しか持ち合わせていないのが理由のようである。平気な顔してスーツに白の靴下を履く人や、足を組んでスネを全開に出す人、ロゴ入り靴下を履く人が日本人にこれほどまで多い理由が、上記で説明できそうだ。

本書曰く、英国やイタリアでは、靴と靴下は独立したアイテムとして考えられており、それゆえ素足にローファーを履く人がいるのも、靴と靴下がセットであるという考えがないためであるそうな。

さて、靴下に対する疑問が解けた。
次はどのようにして上等なホーズを手に入れようか…。
SHAPERS for MENを2万円分くらい一気に買ってしまおうかな。他のホーズを探してみるのもよさそうだ。そうすることで、スネが見える危険性なんぞに意識を向けなくていいような状態に持って行きたいものだ。

今回は靴下(ホーズ)の部分に対して色々書いたが、本書はスーツを着るすべての日本人に読んで欲しいと思った次第。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4569626750%3ftag=booklogjp084d-22%26link_code=xm2%26camp=2025%26dev-t=DVZ02IW2V71DT/ref=nosim